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燃費改善の運転の仕方 2 

前の記事からの続きです。

今回は車のアクセルの踏み込むスピード、つまり加速についてです。



最近はCMなんかでもエコのためにアクセルはゆっくり、などと聞きますがなぜゆっくりアクセルを踏むことが燃費にかかわるの?っていう感じですよね。

アクセルを急激に踏み込む加速は前の記事で書いたとおり無駄な加速ということになります。
ですが、もう一つ燃費に悪い理由があります。

車のシステム的なものです。

自動車はアクセルを踏むとエンジンの弁が開いて空気を送り込む量が増えます。
簡単に言うとアクセルを開けるとエンジンに入る空気の量多くなるわけです。

それにあわせて、コンピューターがアクセルの量を計算して燃料を送り込む量を計算します。

その過程でアクセルを急に踏み込むとコンピューターがエンジンを保護するため多めにガソリンを送り出すことがあります。
『加速増量』というものです。

なぜ燃料を増やすとことがエンジン保護なのか?燃料増やすほうがあぶないんじゃない?
と考えがちですが、実は燃料が少ないほうが異常な爆発(エンジンを破壊するほど)を起こす可能性があるのです。

難しいことは書きませんが、簡単に言うと、燃料は爆発のきっかけで燃えているのは空気。
燃料の割合に対して空気のほうが多いというのはエンジン内では燃えるものの面積が多いということです。

余計な説明が入ってしまいましたが、このようにアクセルを急激に踏み込むと普段使う燃料より多くガソリンを使うことになるのです。

ではどれくらいのペースでアクセルを踏み込めばいいか?

理想ではアクセルの踏み込むスピード車の加速がほぼ合っている状態。

感覚的なものでわかりにいくいのですが、アクセルを踏んだ後に車が加速しているよう感じがするなら踏み込みすぎ。

車がぜんぜん加速していかないなら足りないっていう感じです。

ほんとに感覚の問題なんでわかりにくいんですが、ちょうどいいアクセルの踏み具合で加速するとコーラスで歌っているような気持ちよさがあると思います(個人的な感想で吸いません(笑))



最後に

高速道路などある程度の長い距離を走る場合は車は一定の速度、一定のアクセルでいたほうが燃費がよくなります。

上でも触れたとおり、加速するときは加速増量が行われ燃料が増えてしまいます。

ですが、実際の道路はゆっくりながら上下していて、アクセル一定でスピードも一定は難しいです。
なので、そこは最低限で下っているときはアクセルを緩めて多少加速する。
その後上り始めたら最小限のアクセルで、元のスピードに戻していくという感じで走ると効率よく走れると思います。
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燃費改善の運転の仕方 1 

燃費が悪いと思ったらまず一番最初に考えるべきは、運転の仕方です。


何よりも効果が高く、経済的にも負担がないのが燃費を考えた運転方法です。

まず運転の考え方ですが、燃費向上につながる運転の仕方はたくさんありますが、基本的に『無駄をなくす』こと。
これに尽きます。

つまり、無駄なアクセル、ブレーキ、加速、減速をなくすこと。


まずアクセルの量と時間
車はアクセルを踏む時間が長ければ長いほど、踏み込む量が多ければ多いほどガソリンの消費量は多くなります。

次にブレーキの量と時間
ブレーキは止まるために使うものなので一見燃費と関係ないように思われますが、実は関係あるのです。

ブレーキの踏む時間、量が多いということは無駄に加速しすぎている、アクセルを踏んでいる時間が長いということになるのです。

大げさな話ですが、必要最低限で加速し、後は惰性ではしり、車は止まるときはブレーキを使わず自然に止まったほうが効率がよいのです。


例えるなら、信号待ちから信号待ちで、信号が青になったらアクセルをゆっくり踏んである程度加速し、次の信号で止まれるくらいになったらアクセルを離し惰性走行。
次の信号で自然に止まる。

これが一番燃費のいい運転の方法です。

しかしこれではあまりに現実的ではありません。

なので、目指すはこの中間あたり、周りに迷惑をかけず車の流れに乗れて上記の方法に近い運転方法。

無駄のないアクセルとブレーキを心がけるということになります。

また長距離を走る場合はアクセルの踏み込む量は一定であるほうが燃費はよくなります。(後筆)




無駄のない運転をするうえでもう一つ大切なのが前の車との車間距離です。

これも燃費と関係ないと思われがちですが、理想の運転をする上ではかなり重要なことになります。

最初に書いておきますが、車間距離は広くあいていたほうが燃費には有利です。

まず道路にでて運転する以上は他の車との関係は必ず出てきます。
車の流れがある以上は、上記に書いたような理想的な運転もすることができないんです。


そこで重要になってくるのが車間距離です。
行動で運転している以上は前の車が減速すればこちらも減速しなくちゃいけません、完全に制止するわけでなければ、また加速しなくてはいけないので、燃費にとっては無駄なことになってしまいます。

とくに車間距離が近ければ近いほど、その減速の量は多くなります。


逆に車間距離を開けていたのなら、前の車がブレーキで減速中はこちらはアクセルを抜くだけ、車間距離が近くなっても前の車がまた加速を始めたなら、加速の車間距離をキープできる程度の加速をするだけ。

これだけでも前の車よりスピードが一定で、かなり無駄な操作が省くことができるようになります。
(あ、でも近づきすぎたら危険ですのでちゃんとブレーキを)

渋滞中を考えると、わかりやすいかもしれませんね。

渋滞中、前の車が発進したらすぐこちらもすぐ加速、前の車にスピードを合わせると、前の車が止まるとこちらもすぐブレーキで停車。

ですが、前の車が発進してもワンテンポ遅らせてからゆっくり加速、ある程度の車間があくように前の車にあわせずにスピード調整すると・・・

前の車が停車してもこちらはまだゆっくり走っている状態になります。

うまくいけば前の車がまた走り始め、自分の車は一定の速度をキープすることができるようになります。
(車は発進停止を繰り返すより、一定で走ったほうが燃費が良いのです。)

もちろん、無駄にあけすぎるのはよくありませんのである程度で抑えるようにしてください。

渋滞中のこの運転方法ですが、もう一つメリットがあります。
車が一定のスピードで動くことは渋滞の解消にも貢献されているのです。

ブレーキは前の車に比べて後ろの車の方が多くなっていく傾向にあります。
なので、後ろに行けば後ろに行くほど、ブレーキの量が多くなり最後には停止までもある渋滞につながるのです。
(いわゆる自然渋滞ってやつですね。)

しかし一定の速度で走れば、後ろのブレーキの量も減りますので渋滞を少しですが軽減できるんです。
まぁ、自分自身が渋滞の解消を体感できることはありませんが(笑)



長くなってしまったので記事を二つに分けます。

燃費の改善 オイル添加剤編 

以前に書きましたがオイル添加剤について書いていこうと思います。

まず、オイル添加剤の真偽について。

効果があるかないかでいうと、私自身は効果ありと思っています。

理由は前に書いたとおり、
効果がまったくないのであればここまで長くは売れていない。

これが一番の理由ではないでしょうか?


ただし効果を感じられないケースもあると思います。

まず『燃費向上についての考え方』でも書きましたが、燃費の向上には限界がある。その車の出せる燃費以上は難しいとかきました。

というわけで、新車に近い状態、メンテナンスが行き届いている状態の車であれば、通常のメンテナンス、オイル交換でも十分な燃費を出すことはできるでしょう。

なので比較的走行距離の少ない車などはオイル添加剤の効果は感じにくいと思います。

オイル添加剤にはオイルの寿命を延ばしたり、エンジンの磨耗を軽減させてエンジンの寿命を長くする効果があるものもありますが、そこそこメンテナンスができていて、定期的にオイル交換をしているのであれば、オイル添加剤はあえて入れる必要はないかもしれませんね。


その一方でそこそこエンジンがヘタってきてるいる場合、燃費が悪化しているのを感じている場合は、オイル添加剤を入れると、燃費の向上を実感できることが多いと思います。


ただし、オイル添加剤を入れるなら大手のものにしたほうがよいでしょう。
よくわからないメーカーのものは効果もあやしいですし、それ以上にエンジンにダメージを与える可能性もあります。

また、オイル添加剤購入時には裏の説明書きも見てください。
エンジンによっては使ってはいけないものもあります。(ロータリーエンジンとか)